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2011年9月29日 (木曜日)

清水家の長屋門

旅は足で考え手で思うことである!!

上溝南小学校前にある清水家の長屋門は市の登録文化財になっている。旧主屋・長屋門とも建築時期は19世紀中頃と推定、構造は農家長屋門で桁行65尺(約20メートル)の長大なもので堂々たる主屋に相応しい造りとなっている。主屋には入れないが、上層農家に特有の6間取りと呼ばれる大型の造りである。前面に二階を設け、屋根は土間側を兜造としていて、広間も三つの大きな炉が切られているということ。おそらく養蚕のために計画されたもので当地の養蚕の歴史の観る上でも貴重な建物のようである。(1109)Shimizuke_nagayamon0444 Shimizuke_nagayamon0443 Shimizuke_nagayamon0438 Shimizuke_nagayamon0440 Shimizuke_nagayamon0442 Shimizuke_nagayamon0442b Shimizuke_nagayamon0439 Shimizuke_nagayamon0441

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2011年9月27日 (火曜日)

泉谷山浄光明寺

旅、歴史を紐解き知ればなお楽しからずや!!

鎌倉市扇ヶ谷(室町後期勢力をもった上杉氏邸跡近く)に真言宗の泉谷山浄光明寺はある。ここは6代執権北条長時が真阿和尚を開山として建長3年(1251)に建立した。浄土教色の強い寺であったが次第に真言・天台・禅・律の四宗兼学となり今に至っているようだ。鎌倉公方足利利満兼の菩提寺でもある。本尊は木造阿弥陀如来及び両脇侍坐像は宋の影響を受けた鎌倉彫刻の優品と言われている。山門を入った境内には客殿と不動堂がある。この奥に本堂がある。緑に囲まれた静かなお寺である。(1109)Joukomyoji0177 Joukomyoji0175_2 Joukomyoji0168 Joukomyoji0170 Joukomyoji0174 Joukomyoji0165 Joukomyoji0176 Joukomyoji0171

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2011年9月26日 (月曜日)

金龍山宝戒寺

ロバが旅に出たからといって馬になって帰りはしない!!スペインの諺

鶴岡八幡宮大鳥居の右手に入った横大路と小町大通りが交差するところに天台宗宝戒寺はある。周辺はかつて執権を務めた北条氏の屋敷であった。建武2年(1335年)滅亡した北条氏の霊を弔うため後醍醐天皇が足利尊氏に命じ建立させた。境内には太子堂や得宗権現社が建ち並び、正面の本堂にはご本尊の子育経読地蔵菩薩坐像(京の仏師三條法印憲円作で国重文)が安置されている。萩の寺としても名高く、特に本堂に続く石畳にシラハギで埋め尽くされる9月は大勢の参拝者で賑わう。(1109)Houkaiji0127 Houkaiji0130 Houkaiji0128_2 Houkaiji0132 Houkaiji0136 Houkaiji0137 Houkaiji0138 Houkaiji0144

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2011年9月25日 (日曜日)

叡昌山妙隆寺

旅地では己のスタンスで向き合うことである!!

小町大路沿い鎌倉彫資料館の前に日蓮宗の寺院妙隆寺はある。この一帯は千葉胤貞(鎌倉幕府の有力御家人であった千葉常胤の子孫)の別邸跡と伝えられ、「千葉屋敷」とも呼ばれる。創建は1385年(至徳2年)、開山は日英上人、開基は千葉胤貞、本尊は日蓮上人である。足利義教の弾圧に遭い焼けた鍋を被せられる極刑を受けたことから、境内には「鍋かむり日親」の激しい修行を伝える遺跡が残っている。また本堂前の池は、日親上人が100日間の水行の後、剥いだ爪から流れる血で曼荼羅を描いたと伝えられる「血の池」がある。またここは鎌倉・江の島七福神のひとつである。(1109)Myouryuji0125 Myouryuji0114 Myouryuji0113 Myouryuji0115 Myouryuji0116 Myouryuji0117 Myouryuji0118 Myouryuji0120

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2011年9月24日 (土曜日)

彼岸花(=曼珠沙華)

人生は旅である。我等は忽然として無窮より生まれて、忽然として無窮のおくに往ってしまう!!  (若山牧水)

我が家の近くの公園に咲いた彼岸花。季節はお彼岸、実に的を射たネーミングで、夏の終わりから初秋にかけ輪生状に放射状に広がった花はなんとも不思議な独特な形状をしている。別名曼珠沙華ともいいおめでたいことが起こる兆しに赤い花が天から降ってくるということか法華経などの仏典に由来する。毒を抜き非常食としたことから「悲願の花」という意もある。この花は万葉集にも詠われている「路の辺の壱師の花の灼然く人皆知りぬわが恋ふる妻」(柿本人麿)。花言葉は「悲しい思い出」。(1109)Higanbana3538 Higanbana0326 Higanbana3530 Higanbana0325 Higanbana3518 Higanbana0324

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2011年9月21日 (水曜日)

蛭子神社

旅は異質な風土・人情・風俗に接し学ぶことである!!

小町の鎮守と呼ばれている蛭子(ひるこ)神社は本覚寺から宝戒寺へ向かう中ほどにある。ここは本覚寺の門前にあったという夷三郎社(夷堂)が神仏分離によって時期は本覚寺の創建の時(永亨8年=1436年)ここに遷されたという。。七面大明神と宝戒寺にあった北条氏の守り神の山王大権現を合祀している。御祭神は大己貴命(おおなむちみこと)である。社殿は関東大震災で崩壊したが、昭和8(1933年)に建て直された。屋根瓦も西本願寺の塀と同じもので彫刻を施した凝った神社に感じられた。(1109)Hirukojinjya0106 Hirukojinjya0101 Hirukojinjya0103 Hirukojinjya0104 Hirukojinjya0102 Hirukojinjya0105

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2011年9月19日 (月曜日)

慧霊山常栄寺

本覚寺から数分の所に「ぼたもち寺」という呼び名で親しまれている日蓮宗の寺院「慧霊山常栄寺」(えうんざんじょうえいじ)はある。慶長11年(1606年)創建、開山は日詔上人、開基は日祐法尼、本尊は三宝祖師。日蓮上人が龍口刑場で斬首の刑を免れ佐渡へ流罪となってその刑場への途次、この地に住んでいた桟敷の尼が胡麻のぼたもちを捧げて日蔭に供養したことが「ぼたもち寺」の由来のようである。境内には「これやこの 法難の祖師に萩の餅 ささげし尼が すみしところ」の碑が建っている。(1109)Joueiji0089 Joueiji0090 Joueiji0092 Joueiji0100 Joueiji0094 Joueiji0096 Joueiji0097 Joueiji0098

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2011年9月17日 (土曜日)

巽神社

旅とは歴史・文化と世界体感である!!

巽神社は延暦20年(801)蝦夷征伐に向かう途中の坂上田村麻呂(征夷大将軍)が葛原ヶ岡に勧請したのが始まりのようである。永承4年(1049)には源頼義が改修。後に現在の地(扇ガ谷)に遷座され、寿福寺の南東の方向(巽)にあることから寿福寺の鎮守として崇敬され、当時は巽荒神と呼ばれていたという。御祭神は奥津日子神、奥津日女神、火産霊神。境内社として諏訪社がある。小さい神社であるが、由緒の奥深き歴史を知る。(1109)Tatsumijinjya0223a Tatsumijinjya0223 Tatsumijinjya0226 Tatsumijinjya0225 Tatsumijinjya0225b Tatsumijinjya0224

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2011年9月16日 (金曜日)

長興山妙本寺 その1

旅は脳を若くする!! =茂木健一郎=

鎌倉の谷戸に埋もれるように建つ大寺、日蓮宗の本山「長興山妙本寺」を参詣。創建は文応元年(1260)、開山は日蓮上人、開基は比企大学三郎能本、本尊は十世界曼荼羅である。ここは「比企の乱」で滅びたことで知られる比企一族の邸宅跡である。身延山久遠寺、池上本門寺と並ぶ日蓮宗最古の寺院である妙本寺は二門(総門と二天門)、二堂(本堂と祖師堂)の日蓮宗の典型的な伽藍を有しその格式の高さが窺える。色んな刺激(風景、人、景色、風習、歴史)を与える能動的な旅は脳を若返らせるという。(1109)A_myouhonji0048 A_myouhonji0052 A_myouhonji0058 A_myouhonji0067 A_myouhonji0071 A_myouhonji0074 A_myouhonji0075 A_myouhonji0079

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長興山妙本寺 その2

総門を入って右側には寺院の形をした比企谷幼稚園、方丈門前の道を左に進むと二代将軍頼家の室=若狭局を祀る「蛇苦止明神」(蛇苦止堂)がある。方丈門を抜け苔むした石段を上ると寺家所と書院そして風格ある本堂がある。その前方には天保年間(1830~43)建立された朱色をした二天門が視界に入ってくる。仏教の守護神四天王のうち持国天と多聞天が祀られている。二天門を抜けると宗祖日蓮と日朗、日輪を祀った大きな祖師堂がある。現在の建物は天保年間(1830~43)再建されたと伝えられている。祖師堂の左手には日蓮像と釈迦如来立像が安置されている霊宝殿がある。広大な境内に立ち並ぶ伽藍の建造物、歴史の重みが伝わってくる。(1109)B_myouhonji0051 B_myouhonji0054 B_myouhonji0061 B_myouhonji0064 B_myouhonji0069 B_myouhonji0076 B_myouhonji0080 B_myouhonji009p

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2011年9月14日 (水曜日)

妙厳山本覚寺

旅とは歴史と付き合い日常性を脱却することである!!

鎌倉市小町に日蓮宗の本山「妙厳山本覚寺」はある。源頼朝が建てた夷堂があったこの地に日出僧侶が時の公方足利持氏の勧めで永亨8年(1436)創建。本尊は運慶作の釈迦三尊。身延山の久遠寺より日蓮上人のご分骨を祀っていることから「東身延」と呼ばれる。また目の病を治癒してくれる寺として「日朝さま」として親しまれていることや、江の島七福(神夷神)のひとつであることで知られる。境内には総欅作りの「本堂」、日蓮聖人のご分骨を安置する「分骨堂」、江戸時代の創建の楼門造りの「仁王門」(山門)、高床式の「八角堂」、市の文化財となっている「梵鐘」などの建造物、そして四季の様々な花に彩られる当寺に古都鎌倉の歴史と向き合ったひと時であった。(1109)Hongakuji0021 Hongakuji09281 Hongakuji0030 Hongakuji0023 Hongakuji0041 Hongakuji0043 Hongakuji0035 Hongakuji0025

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2011年9月12日 (月曜日)

立正山護国寺

旅人よ、道はない。歩くことで道はできる!! =アントニオ・マチャド=

鎌倉市扇屋にある日蓮正宗の立正山護国寺を参詣。開基は日蓮正宗の日達上人である。伽藍は鉄筋コンクリート製で昭和44年(1969)の創建、ひときわ目を惹く流線型の白いモダンなデザインの本堂はお寺には見えない造りでなかなか興味深い。石碑は「扇屋上杉菅領屋敷迹」で1922年建立。(1109)Gokokuji0179 Gokokuji0183 Gokokuji0182 Gokokuji0181 Gokokuji0180 Gokokuji0178

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2011年9月11日 (日曜日)

長慶山大巧寺

旅は史実確認と歴撮である!!

鎌倉駅から一番近い季節の花咲く寺として、また「おんめ様」の愛称で親しまれている長慶山大巧寺を参詣。以前は大行寺といっていたが、源頼朝がこの寺で戦略を練ったところ大勝したことから現在の「大巧寺」と改められた。朱色の門(昭和57年に薬医門形式の山門を再建)近くには頼朝評定所の碑がある。日蓮上人鎌倉在住の時、真言宗から日蓮宗へ改組。開山は日澄上人。天文元年(1532)日棟上人の代「産女霊神」(ご本尊)を寺内に勧請。天保9年本堂を改築。歴史を感じるお寺であった。(1109)Daikyuuji0001 Daikyuuji0002 Daikyuuji0003 Daikyuuji0004 Daikyuuji0011 Daikyuuji0012 Daikyuuji0016 Daikyuuji0017

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2011年9月10日 (土曜日)

フェスタまちだ2011 町田エイサー祭り

旅写真は感写であり歓写である!!

秋の祭典「フェスタまちだ2011 町田エイサー祭り」が今日(9/10)から5つの会場、24チームの参加でスタートした。今年25回を迎えるが、今年は3月に起こった東日本大震災の復興支援の意が込められている。ここカリヨン広場では正午から初年度から参加している「町田エイサー青海渡」のチームが一番を切って大太鼓、締太鼓、旗頭、イキガモーイ(男の踊り手)、イナガモーイ(女の踊り手)、三味線、唄に合わせ踊りが始まった。エイサーは沖縄県のお盆の時期に踊られる伝統芸能でもあることから先祖供養色がある。エイサー、ヤンサーの掛け声とともにここカリヨン広場は沖縄色に染まっている。明日(9/11)まで行われ町田も熱くなりそうである。(1109)Machida_eisa0001 Machida_eisa0275 Machida_eisa0310 Machida_eisa0318 Machida_eisa0321 Machida_eisa0311 Machida_eisa0313 Machida_eisa0316

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2011年9月 9日 (金曜日)

日蓮大師辻説法霊跡

旅地には真実の訓えがある!!

小町大路に面した一角に、「日蓮大師=上人辻説法霊跡」と書かれた石碑と、「日蓮腰掛石」が並んでいる。どうも鎌倉時代、この辺は屋敷町と商業町が重なる場所であったようで多くの人が往来しており、建長5年(1253)、鎌倉に移り住んだ日蓮はこの辻に立ち、道行くその民衆に法華経の訓えを説き、「煩悩菩薩・生死即涅槃」、「南妙法蓮華経」を唱えていたという。そのせいかこの周辺には日蓮宗のお寺が数多く残っている。(1109)Nichiren_reihi0107 Nichiren_reihi0108 Nichiren_reihi0109 Nichiren_reihi0110 Nichiren_reihi0112 Nichiren_reihi0111

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2011年9月 8日 (木曜日)

川喜多映画記念館

旅は驚きと出会うために行われる!!

2010年4月に川喜多映画記念館は川喜多長政・かしこ夫妻の旧邸宅に鎌倉市が映画文化の発展を期して開館(オープン)した。建物は平屋建ての和風建築で、数奇屋造りを表現し、板塀もかつての面影をそのまま復元し、庭園には遊歩道が設けられるなど古都鎌倉の環境に見事に調和しているようだ。館としては映画資料の展示、閲覧、映画上映はもちろん、講演、講座を行っている。嘗て旧川喜多宅は映画人交流の場でありアラン・ドロン、ミレーユ・ダルク、田中絹代、今日出海、笠智衆など多くの人が訪れている。(1109)Kawakita0163 Kawakita0161 Kawakita0162 Kawakita0160

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2011年9月 7日 (水曜日)

道元禅師顕彰碑

旅写真、ひたすら撮り続ける「写行」である!!

鶴岡八幡宮の西の鳥居を出て小袋坂方面へ向かった左側に道元鎌倉御行化顕彰碑がある。曹洞宗開祖道元禅師の750回大遠忌を記念して、平成14年(2002年)3月に建立されたもの。碑には「只管打坐(しかんたざ)」と刻まれている。道元の禅はただひたすら坐禅することである。坐禅に打ち込むことが修行であると主張。著書「正法眼蔵」は、87巻にも及ぶもので、日本における曹洞宗の真髄が書かれている。(1109)Dougen_kensyohi0155 Dougen_kensyohi0156 Dougen_kensyohi0158 Dougen_kensyohi0157 Dougen_kensyohi0159

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2011年9月 4日 (日曜日)

日天山宝泉寺

日常そのものを変えてしまうことが旅である!!

瑠璃光寺から西へ数分のところにある曹洞宗の宝泉寺を参詣。寺の縁起によると室町時代の後期、文明18年(1486年)に起立。その当時、松涛林宝泉寺ともいわれていた。堂宇を建立したのは宗珍和尚(曽我の小林平馬の弟)である。本尊は釈迦牟尼仏。参道には樹木と灯篭、六地蔵が並び、その前方に山門(1823年建立)が構えられている。境内には山裾に沿って横長に本堂(平成13年改修、入り母屋造り)、客殿、庫裏が並ぶ造りになっている。また同境内には観音堂、宇賀神社、白山神社が祀られている。その昔、周囲萬木千草地に満ちて、松が繁り昼も暗く凄然としていたと言われた地らしく樹木の揺れる音以外はなく静寂さが漂っていた。(1108)Housenji0846 Housenji0847 Housenji0849 Housenji0850 Housenji0855 Housenji0858 Housenji0854 Housenji0856 

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2011年9月 2日 (金曜日)

星梅山妙傳寺

旅とは未知なる美しさを求めるものである!!

厚木市依知と金田には日蓮にまつわる星下がり伝説がある妙傳寺、蓮妙寺、妙純寺の三つのお寺がある。そのうち鎌倉時代依知郷を領していた本間六郎左衛門重蓮の屋敷跡に建てられたという建物が最大の妙傳寺を参詣。長い参道を進むと両脇間に毘沙門天と持国天を安置している山門=二天門(日応上人が延享3年1746年建立)が建てられている。二天門を潜ると緑の木々と静寂に包まれた境内の正面に重厚感ある本堂と、右側に17世紀後半建立され釈迦如来立像が安置されている入母屋作りの釈迦堂=独尊堂がある。ここにも未知なる美しさが存在していた。(1108) Myoudenji0874 Myoudenji0877 Myoudenji0878 Myoudenji5152 Myoudenji0896 Myoudenji0886 Myoudenji0883 Myoudenji0893

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